十日町Pの思ったことを根拠なしに言い放つブログtokamachiP’s blog

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節目には苦手な食べ物に挑戦してもいい話

お題「昨日食べたもの」

お題スロットをやってみたら「昨日食べたもの」だそうだ。

 

今回の記事のテーマと似ているような気がしないでもない。

昨日食べたものについて全国3000万人のはてなブロガーが一斉に記事を書いていると思うと、壮大なプロジェクトのように思えますな、という夢を見た。

 

 

さてみんな、食べ物の好き嫌いはあるかな?

 

ぼくは、基本的には何でも食べられるんだけど、実家の漬物が苦手だ。

 

味と食感が苦手で、口にすると早く飲み込もうと思ってしまうんだな。

なので、食卓にあってもあまり積極的に手を伸ばすことはなかったりする。

 

 

で、子供の頃に嫌いな食べ物というのは、大人になったら食べられるようになるということがある。

 

だから、節目、あるいは数年たったら一度はチャレンジしてみることをお勧めする。

するとあら不思議。

前は嫌だったのに、食べてみたら不思議とおいしかったなんてこともあるだろう。

 

ぼくの体験としては、トマト、納豆、イカの塩辛、漬物などが苦手だった。

 

トマトや納豆が苦手なのは、食感が受け付けられないという理由から。

トマトは果肉の部分はいいんだけれど、種のところのぬるっとした部分がかつては苦手であった。

 

納豆も、ネバっとした感触が受け入れられなくてね。

 

でも、トマトは中学生くらいになったころにはもう普通に食べられるようになっていたし、納豆はパックにからしとたれがついてくるようになったあたりから食べられるようになった。

 

どちらも、苦手だと思ったことが苦手でなくなってきたのである。

 

様々なプレイを経験した後だと、ぬるぬるくらいはどうってことないってことがわかる。

 

様々ってのはあれですよ?

すき焼きの肉をとき卵に絡めたり、しゃぶしゃぶの鍋に肉をくぐらせたり、チョコレートファウンテンで罪もないお菓子たちをチョコまみれにしたり、チーズフォンデュで、様々な具材を熱々のチーズに絡めたりとかそんなこと。

 

「様々なプレイ」でエッチなことを考えた人は心が大人になってしまった証拠です。

 

なので、味じゃなくて、食感で苦手だなぁと思っている人は、試したら食べられるようになっているかもしれない。

 

ぜひやってみてほしい。

 

 

イカの塩辛に関しては食感もそうだし、味もあんまり好きじゃなかった。

でも、こちらは成人してからご飯のお供として食べるようになったら急に好きになった。

 

なぜか。

 

理由は二つ考えられる。

 

ひとつは、それまでにたくさんの食べ物を食べて、舌が経験を積んだこと。

同じものを食べ続けない限りは、毎日違う刺激にさらされている。

 

甘味、酸味、塩味、苦味、うま味

 

苦手なものでも、少しずつ食べれば許容範囲が広がっていく。

いわゆる慣れってやつだ。

 

そして、許容範囲が広がっていけば未知の味にも対応できる。

 

慣れていないものは、刺激が強い→拒絶→食べたくないってなるんだと思う。

 

味以外での例になっちゃうけど香りによって苦手意識が生まれることもある。

パクチーなんかはその代表格で、好きな人は好きだけど、ダメな人はパクチーをよけても入っていた料理はあまり食べたくないなんて人もいるくらい。

 

これも慣れの問題で、日本食はあまり香りが強いものは出されたりしないよね。

だから、パクチーはそんな常識を打ち破ってくる食べ物。

 

それまでに香草をたくさん嗅ぐなんて経験はないと思うので、初めて食べた人には強烈な印象を残すだろう。

 

これも、食べ慣れれば普通に食べられるようになるので、パクチーが苦手な人はたまに食べてみるとある日急に「ん?イケんじゃん!」となるかどうかはあなた次第。

 

 

苦手なものが食べられるようになる二つ目の理由は老化。

 

老化とも違うかな。鈍化。

昔は感じられた嫌なものが感じられなくなって、だから食べられるようになる。

 

慣れの延長戦じょうにあると考えてもいいのかもしれない。

 

ぼくたちが普通に食べている精製された砂糖。

これは、普段砂糖を食べない未開の地の部族の人たちにとっては、「毒」にもなりえるそうだ。

 

でも、ぼくたちは砂糖を食べても「甘い」で済んじゃうよね。

カルピスの原液を想像してもらうとわかると思うんだけど、あれって薄めないで飲むと濃すぎて、なんだか舌がバカになりそうじゃない?

 

きっとそんな感覚。

 

あとは、テレビでたまに見かける激辛好きの人。

普通の人は、激辛注意!みたいな食材を食べると、むせたり、舌が痛かったり、汗が止まらなかったりする。

体が激辛成分をそれこそ「毒」とみなして、反応している。

 

でも激辛好きの人はそんなことはなく、普通にパクパク食べたりしている。

これは、その成分に対して免疫みたいなのができているか、知覚する器官が鈍くなっているんじゃないかな。

そうしないと生死にかかわるから。

 

ちょっと話がそれたけど。

 

そんな感じで、味をシャットアウトするってことはある。

ぼくたちも年を取るにつれて、味を感じる味覚が必ずしも鈍ってきているとは言えないけれど、モスキート音のように気が付かないうちに失われている機能なんかもあると思う。

 

だから、歳を取ってから苦手なものを食べると、昔嫌だった味に気が付かずに案外食べられるってことがあるんじゃないかなって思う。

 

 

 

食べる節目に関しては、高校生くらい、成人してから、社会人になってから、あとは30歳、40歳、50歳くらいのスパンで試してみてほしい。

 

 

高校生くらいは、とにかく腹が減る頃。

食べられれば何でもいいって時期がある。

特に運動部に入っていたら、部活後のご飯ほどおいしいものはないよね。

 

こんな時は苦手なものでも勢いで食べて、うまいじゃん?!ってなる可能性はある。

 

次、成人してからというのは「お酒」を飲む機会が増えるから。

お酒が飲めない人はごめんね。

 

お酒も、やっぱり味覚を鈍化させる作用がある。

酔っていてよくわからないってことなんだけど。

だから、苦手と思わないってことがある。

 

それと、お酒のみの人はわかるかと思うんだけど、なんかね、珍味とかそういうやつをお酒に合わないかと試してみたくなるんだよね。

 

沖縄料理屋で出てくる「豆腐よう」とか店で売られていてもあんまり買わないと思うんだけど、飲み屋のメニューで置かれていたら「なんだこれ?!食べてみよう!」ってなる。

 

豆腐ようは発酵食品だから、これも結構あうあわないが分かれる味。

そんなものでも、お酒と一緒に食べると、うまいって思えたりするんスよ。

 

だから、お酒を覚えた時に苦手な食べ物にチャレンジしてみるのはありです。

 

 

社会人になってからっていうのは、給料がもらえるようになって、食べに行くお店の種類が増える頃だね。

 

そうすると、いろんなお店に行って、舌の経験値を増やすことができる。

経験を積んだ舌は、昔の苦手な食べ物さえも克服できるほどに鍛えられているかもしれないぞ!

 

で、30代、40代になってからっていうのは、老化によって味を受け入れられるようになっているかもしれないっていう悲しい予想から…。

 

てなかんじで、節目ごとに苦手なものを試してみると、もしかしたら食べられるようになって食の広がりがあるかもしれない。

 

 

それで、ぼくはこの記事の構想をしているときに、ちょうど家の食卓に「普段は食べない苦手なもの」が3品置いてあったのね。

 

「読んでくれる人にはっぱをかけているのに、自分は何もしないのはいかんな」と思って、少量ずつ食べてみたよ。少量ってのがチキンな証拠なんだけど。

 

そうしたら、その中の1品で無事えずいてしまいました。

うーん、まだ早かったか。

次のチャレンジはまた日を置いてからにしようと思う。

 

 

でも、苦手なものを克服できればそれに越したことはないけれど、無理に食べる必要もないかなって思う。食事が楽しくなくなったら、意味がないからね。

 

そんなわけで、気が向いたら節目に苦手な食べ物にチャレンジしてみましょう!

 

 

腰かけブログもなんだか10記事くらい書いたみたいです。

意外と早い感じ。

 

本ブログもあるのでよかったら読んでみてください。

 

本ブログはこちら

十日町PのDTだったら何が悪い!

https://around40-dt-tokamachip.info/