心はコントロールできないので体をコントロールしよう、という話
Ω<「やるぞー!」
と思った5分後には気持ちがなえている。
という経験をした人はいるんじゃないだろうか。
俺だよ!
やる気を出していても徐々に減っていく。
気持ちだけのモチベーションは続かないのだ。
で、この気持ちというのは、なかなかにコントロールが難しい。
上昇したり下降したりは本人すら予測がつかないのだ。
きっかけがわかっている場合はまだいい。
・お気に入りの洋服が車のはねた泥で汚れてしまった。
・黒猫に目の前を通り過ぎられた。
・好きな人がほかの女性と腕組みしているところ見てしまった。
・やけ食いしたら体重が5kg増えた。
などなど。
原因があって、結果がある。
けれど、なんだかわからないけれど気持ちが落ち込む。
こんな時は対処のしようがなく、上向きになるのをじっと待つしかない。
心が体に及ぼす影響は、激しいときは激しい。
緊張のし過ぎで呼吸困難になったり、嫌なことを考えているとおなかが痛くなったりすることだろう。
でも、そこで
Ω<「緊張しないようにする」
Ω<「嫌なことは嫌だと思わないようにする」
と思ったとしても気持ちはコントロールできない。
自分の気持ちなのに、である。
逆を考えてみる。
体調も心を左右する要因の一つである。
楽しいピクニックに行くことになり、買ったばかりの新しい靴を履いていったら、きっと気持ちはウキウキするだろう。
でも、新しい靴のせいで靴擦れを起こしてしまったら、そこからピクニックは辛いものになってしまう。
夕べ飲んだお酒が抜けなくて、朝起きたとたんに二日酔いで頭が痛いとなったら、その日一日がおっくうになる。
なんてことはたくさんの人が経験してきたはず。
でも、その体調というのは自分が管理をすれば何とかなることでもある。
靴擦れが予想できたなら厚手の靴下をはく。
二日酔いが予想できるなら、大目に水分をとる、おつまみをたくさん摂る、何なら帰ってから吐く。
心と比べると体のメンテナンスは比較的優しい。
そして、体が健康ならば割と前向きな気持ちになれる。
人間とは単純なものである。
だから、できるだけ元気でいよう。
おいしいものをたくさん食べよう。
たまには散歩をして運動しよう。
コントロールできるものとコントロールできないものを認識しておくだけで、その後の生活のあり方も変わってくるはずである。
自分が変われば世界が変わる。
JTもたまにはいいこと言うじゃないか。
というわけで今回は以上。
本ブログもよろしくお願いしたい。